泉湧く憩いの家は、古くからの町並みの中にある一軒家です。
平成18年に開設されました。
家庭的な環境のもと、年齢を重ねても発達することができるという視点と可能性を大切にし、生活しています。
天気のいい日には近所の公園に行き、子供たちが元気に遊んでいる姿を眺めたりします。
住み慣れた地域で家庭的な共同生活を送り、明るく日常を送れる家になれたらと思っています。
健康への第一歩は笑顔で生活することです!
私たち泉湧くの家のスタッフは、皆さんが、毎日笑顔で当たり前に生活できるよう支援することを目標としています。
季節の行事や庭の手入れなど、「生活の術」を入居者様から教わりながら、ともに過ごす日々の中でかけがえのない仲間、顔見知りの身近な存在となる。
そんな生活を送りながら、生活の可能性を引き出していけたらと考えています。
1.口腔ケア 口の衛生を保つ「器質的口腔ケア」と、口の機能を維持向上するための「機能的口腔ケア」の二つの口腔ケアをもって「誤嚥性肺炎」をはじめとする感染症の予防に努めます。また、口の老化や機能低下を予防する口腔ケアとしての効果が期待できます。 |
2.食事 毎朝コーヒーやココアを飲みながら献立を考え、買い物に行き食事を作る。調理では食材の選び方から下準備、調理方法など、入居者様から教わることがたくさんあります。 おいしくて食べやすく、栄養たっぷりのメニューを考え、管理栄養士の指導の下に食事を提供しています。法人内の「調理センターあゆみ」からの配食サービスも定期的に行っています。 |
3.リハビリ 毎日の体操から一日が始まります。頭から足先まで動かし、嚥下体操という食事を飲み込む機能を維持するための体操も行います。その他に、個別のリハビリプログラムを実施し、身体機能の維持に努めています。 |
認知症グループホームの本旨は、「認知症の方が小規模な生活の場で少人数(5人から9人)を単位とした共同住居の形態で、食事の支度や掃除、洗濯などをスタッフが利用者とともに共同で行い、一日中家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活を送ることにより、認知症状の進行を穏やかにし、家庭介護の負担軽減に資することにあります。
認知症グループホームでは、認知症の方にとって生活しやすい環境を整え、少人数の中で「なじみの関係」をつくり上げることによって、生活上のつまづきや行動障害を軽減し、心身の状態を穏やかに保つことができます。また、認知症の方に対しては、過去に体験したことがある役割を与えるなどして、潜在的な力に働きかけます。こうして、高齢者の失われかけた能力を再び引き出し、「生活様式を再構築する」ことが可能になります。
認知症は、集団の中で、画一的にケアを受けていると、生活そのものがケアに支配され、自己が失われていくような不安を感じます。そうした不安を感じさせないように、認知症の方を生活の主体者としてとらえ、個々の生活を重視し、残された能力を最大限に活用できるような環境を提供します。認知症の方は、過去に体験した「想い」をその暮らしの中で展開できる、家庭に近い環境を必要とします。
認知症グループホームのケアは、認知症の方が混乱しないで普通の生活を送ることができるようにすることを何よりも優先します。認知症の方が「心身の痛みを緩和し」、「心を癒し」、「生活に満足できる」ように導きます。
共用型認知症対応型通所介護とは
認知症対応型通所介護とは、認知症の方を専門としたデイサービスです。認知症の方に対して、ご自宅から施設までの送迎を行い、施設で食事や入浴などの生活のお手伝いやレクリエーションを行います。
また、可能な限りご自宅で自立した生活を送ることができるよう、認知症の方に適した運動やレクリエーションを通して機能訓練、口腔機能の向上サービスを行い心身機能の維持・回復を目指します。さらに、引きこもりがちな認知症の方に対し、職員や利用者どうし、地域との交流の機会を提供し、社会的孤立感の低減をはかります。同時に、家族の介護負担軽減の役割も果たします。
事業所の形態としては、以下の3類型に分けられます。
設置法人名 | 社会福祉法人 泉湧く家 |
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事業所名 | グループホーム「泉湧く憩いの家」(共用型認知症対応型通所介護) |
介護保険事業所番号 | 文京区1390500013号 |
所在地 | 〒112-0011 東京都文京区千石 2-31-9 |
電話番号 | 03-3942-0561 |
開設年月日 | 平成18年8月1日 |
入居定員 | 9名 |
ホーム苦情相談窓口 | 施設長 佐藤 俊明 |
法人苦情相談窓口 | 理事長 宮長 定男(TEL 03-5911-1264) |
外部苦情申し立て機関 |
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■電車でお越しの方
・都営地下鉄三田線「千石駅」より、徒歩8分