いけぶくろの家は、小規模多機能事業所に併設されており、認知症の方々が共同生活を通じて自立した生活を営む「お家」です。
認知症は、誰もがなる可能性のある病気で、お年寄りの7~8名お一人の方が認知症であるといわれています。こうした病気になっても、住みなれた町で安心して暮らせるように、その一端を担うのが「認知症対応型グループホームです。 今後の治療法の開発への期待はもちろんですが、認知症の方が安心して暮らせる町(コミュニテイ)を作ることがとりわけ大切になっています。
グループホームいけぶくろの家は、地域とのつながりを大切にした身近なグループホームになりたいと考えています。
そのためにも、「誰もが安心して暮らせるまちづくり」をめざして、認知症介護を地域に発信できる役割を果たせるよう努力します。
健康への第一歩は笑顔で生活することです!
私たちいけぶくろの家のスタッフは、皆さんが、毎日笑顔で当たり前に生活できるよう支援することを目標としています。
季節の行事や庭の手入れなど、「生活の術」を入居者様から教わりながら、ともに過ごす日々の中でかけがえのない仲間、顔見知りの身近な存在となる。
そんな生活を送りながら、生活の可能性を引き出していけたらと考えています。
1.口腔ケア 口の衛生を保つ「器質的口腔ケア」と、口の機能を維持向上するための「機能的口腔ケア」の二つの口腔ケアをもって「誤嚥性肺炎」をはじめとする感染症の予防に努めます。また、口の老化や機能低下を予防する口腔ケアとしての効果が期待できます。 |
2.食事 毎朝コーヒーやココアを飲みながら献立を考え、買い物に行き食事を作る。調理では食材の選び方から下準備、調理方法など、入居者様から教わることがたくさんあります。 おいしくて食べやすく、栄養たっぷりのメニューを考え、食事を提供しています。 |
3.リハビリ 毎日の体操から一日が始まります。頭から足先まで動かし、嚥下体操という食事を飲み込む機能を維持するための体操も行います。その他に、個別のリハビリプログラムを実施し、身体機能の維持に努めています。 |
認知症グループホームの本旨は、「認知症の方が小規模な生活の場で少人数(5人から9人)を単位とした共同住居の形態で、食事の支度や掃除、洗濯などをスタッフが利用者とともに共同で行い、一日中家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活を送ることにより、認知症状の進行を穏やかにし、家庭介護の負担軽減に資することにあります。
認知症グループホームでは、認知症の方にとって生活しやすい環境を整え、少人数の中で「なじみの関係」をつくり上げることによって、生活上のつまづきや行動障害を軽減し、心身の状態を穏やかに保つことができます。また、認知症の方に対しては、過去に体験したことがある役割を与えるなどして、潜在的な力に働きかけます。こうして、高齢者の失われかけた能力を再び引き出し、「生活様式を再構築する」ことが可能になります。
認知症は、集団の中で、画一的にケアを受けていると、生活そのものがケアに支配され、自己が失われていくような不安を感じます。そうした不安を感じさせないように、認知症の方を生活の主体者としてとらえ、個々の生活を重視し、残された能力を最大限に活用できるような環境を提供します。認知症の方は、過去に体験した「想い」をその暮らしの中で展開できる、家庭に近い環境を必要とします。
認知症グループホームのケアは、認知症の方が混乱しないで普通の生活を送ることができるようにすることを何よりも優先します。認知症の方が「心身の痛みを緩和し」、「心を癒し」、「生活に満足できる」ように導きます。
設置法人名 | 社会福祉法人 泉湧く家 |
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事業所名 | グループホーム「いけぶくろの家」 |
介護保険事業所番号 | 豊島区1391600119号 |
所在地 | 〒171-0014 東京都豊島区池袋3-59-4 |
電話番号 | 03-5911-1248 |
開設年月日 | 平成22年3月20日 |
入居定員 | 9名 |
ホーム苦情相談窓口 | 管理者 篠崎 一成 |
法人苦情相談窓口 | 理事長 宮長 定男(TEL 03-5911-1264) |
外部苦情申し立て機関 |
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・全室に冷暖房完備。車椅子対応のエレベーターも設置。
・居室にケアコール対応設備
・各室はもちろん施設内に火災警報器、自動火災報知設備、スプリンクーラーを設置。
・「レスキューベランダ」を設置。火災時の避難を容易にしました。
■電車でお越しの方
・各線「池袋駅」西口より、徒歩12分